fluence

富山県を拠点にWeb制作やシステム開発を手掛けるクリエイティブチームfluence(フルエンス)のサイトです。「デジタルと人の幸せをなめらかにつなぐ。」という企業コンセプトを体現するように、トップ上部には柔らかな波のようになだらかに揺れる曲線があしらわれ、無機質で冷たくなりがちなIT企業のイメージに、流動性と有機的な温かみを優しく添えています。画面全体を構成するのは、視覚的なノイズを極限まで削ぎ落としたライトグレーの背景と、たっぷりと贅沢に確保されたクリーンな余白。そこに、富山の雄大な山並みや、クライアントと和やかに打ち合わせをするスタッフたちの自然体な実写写真を配置することで、洗練されたデジタルの空間の中に地域や人の体温をしっかりと宿らせています。多様な制作実績や業務を伝える記事コンテンツは、細い区切り線とグリッドレイアウトで理路整然と整理され、システム開発を担う企業としての高度でロジカルな情報設計能力を視覚的に証明。計算された余白とすっきりと整列した要素、さりげないホバーエフェクトが光っています。確かな技術力と、事業に寄り添う誠実な姿勢が、透明感溢れるミニマルなデザインの中で美しく調和するサイトです。

ETOHA LAB l グラフィック・WEBデザイン

福岡と東京を拠点に、Webやグラフィック、ブランディングまで幅広く手がけるデザイン会社ETOHA LAB(えとはラボ)のコーポレートサイト。ページを開いて最初に飛び込んで来る可愛いイラストアニメーションとメッセージが瞬時にユーザーの心を掴みます。画面全体は、クリーンなホワイトやライトグレーの背景と、鮮やかなブルーの大胆なコントラスト。BtoB企業にありがちな堅苦しさを一切排除し、随所に登場する愛らしいキャラクターや吹き出しのあしらいが、ユーザーに直接話しかけるような親しみやすい空気感を作り出しています。多様なクリエイティブ領域を示す事業内容セクションや豊富な実績紹介は、角を丸くした柔らかなカード型のUIを用いてすっきりと整理。直感的に情報が頭に入ってくるだけでなく、各セクションで背景色をダイナミックに切り替えることで、スクロールする手を止めさせない心地よいリズムを生み出しています。ブルーの線画で統一されたメンバー紹介のエリアは特に目を惹き、高いデザイン性を保ちながらも、画面の向こうにいる人の温もりを感じさせ、CTAの「相談してみる」というアクションへの心理的ハードルを大きく下げています。ポップな遊び心と、情報を的確に伝える情報設計が融合した、クリエイティブ企業としての確かな実力と親しみやすさが両立するデザインです。

デルフォニックス – DELFONICS

“Stationery that frees your creativity.” というコンセプトを掲げ、日常を豊かにする文具・雑貨を提案する「デルフォニックス」のブランドサイト。ファーストビューは画面を大胆に覆い尽くす鮮烈なバーミリオンと、巨大なタイポグラフィが放つ圧倒的なインパクト。レイアウトは、緻密なグリッドシステムと細い罫線で構成されています。ホワイトとブラックをベースに敷き、その幾何学的で理路整然とした枠組みの中に、ビビッドなブルーやイエローなどを用いた抽象的なグラフィックを配置。計算された秩序と自由なアート性の鮮やかなコントラストが、ユーザーの発想力や創造性を視覚的に強く刺激します。また、文具という身近な日用品のサイトでありながら、海外の美術館やアートポスターのような洗練されたモダンデザインの世界観を作り出しています。下部のスケジュールやニュースエリアも、無駄を削ぎ落としたミニマルなUIで統一。文具が持つ「書く・整理する」という機能美を体現しつつ、ブランドの揺るぎない美意識とクリエイティビティへの情熱が画面全体から力強く伝わってくるデザインです。

syuz’gen|舞台芸術を社会に実装する

舞台芸術の可能性を社会に実装するアートマネージャーチームの事業サイト。芸術文化に関わる企画制作から現場運営、マネジメントまでをワンストップで担う企業の確かな手腕を、洗練されたミニマルな配色と抽象的なグラフィックで体現しています。ファーストビューのループで流れるアニメーションは、現代アートのギャラリーのような知的で研ぎ澄まされた空間を演出。サイト全体でたっぷりと取られた大胆な余白のホワイトと、要素をシャープに引き締めるブラックとの強いコントラスト。そこにパキッとしたライムグリーンをアクセントとして差し込むことで、無機質で静的な幾何学模様の中に新たな芸術文化が力強く芽吹くようなエネルギッシュな躍動感を付与しています。中盤の実績セクションでは、手がけた舞台芸術や文化事業の実写ビジュアルをグリッドで並べ、裏方として現場を支える確かな実績を説得力と持って見やすく掲載。形のない舞台芸術が持つ熱量を、計算された幾何学と色彩の対比でドラマチックに表現したデザインです。

株式会社We(We Inc.)

白と黒のモノトーンを基調とし、装飾要素を極限まで削ぎ落とした、ミニマルで洗練されたデザインです。極細の罫線と小ぶりなタイポグラフィ、そして画面全体にたっぷりと取られた余白が、まるで現代アートのギャラリー空間のような心地よい緊張感と美しさを生み出しています。この徹底した引き算の設計により、ユーザーの視線はノイズなく自然と誘導され、スクロールのたびに現れる色鮮やかな実績のビジュアルが、主役としてより一層力強く引き立つように計算されています。さらに、最大の魅力は、デジタルで構築された整然としたグリッドの中に潜むアナログな手仕事の痕跡にあります。スクロールに合わせて引かれるフリーハンドの線や、随所に添えられた鉛筆描きのスケッチイラスト、コンタクトエリアの背景に大胆に敷かれた手塗り風のテクスチャ表現など、あえて不規則で有機的な要素を差し込むことで、無機質になりがちなシンプルなデザインに血の通った人の体温や妥協のないプロフェッショナリズムを確かに宿しています。Weという社名が示す通り、人と人との関わりや、手を動かしてモノを創り出す地道な過程を大切にする企業のスタンスが、抑制の効いた静かでクールなトーンからじんわり伝わるサイトです。

博展 採用サイト

余白をたっぷりと取ったクリーンなホワイトをベースに、太く力強いブラックのタイポグラフィを組み合わせた、ストイックで骨太なモノトーンの配色設計。サイト全体の装飾色を極限まで削ぎ落とすことで、「動け、自分。動かせ社会。」という企業からの強烈なメッセージと、最前線で働く社員たちの活き活きとした表情、色彩を、圧倒的な熱量とともに際立たせています。特徴として、見出しにあしらわれた>>>>>> という連続する矢印のモチーフと、大胆な文字組が目を惹きます。この記号の反復が、サイト全体に前へ前へと進む推進力や行動というコンセプトを視覚的にもたらしています。また、社員インタビューのサムネイル画像は、単純な四角形ではなく、波打つような有機的な形や平行四辺形など、あえて不規則なシェイプで切り抜かれています。これにより、多様な個性が既存の枠組みに収まらずに躍動している様をダイナミックに表現しています。過度なアニメーションは抑え、タイポグラフィの強さと写真の力で魅せる実直なレイアウトは、採用という真剣な場における企業の誠実さを体現しています。矢印のあしらいが自然とユーザーの視線を下へと誘導し、クリエイティブ企業ならではの熱気を真っ直ぐに求職者の胸へ届ける、力強い導線設計となっています。

QANDO(カンド)

圧倒的なジャンプ率と、ソリッドなブロックレイアウトの中で、随所で様々なエフェクトやモーションが施されたサイト。ファーストビューの巨大で極太な社名ロゴはカーソルエフェクトで視線を集め、強烈なインパクトを残す一方で、Serviceセクションは明度の異なるグレーと黒の大きな面で大胆に区切られ、情報が無駄を削ぎ落として整理されていて、セクションのメリハリがリズムを作り、見るところ、読むところが自然とキャッチできます。また、Worksセクションではあえて余白を設けず、写真をグリッド状に隙間なく敷き詰めることで、生み出してきたクリエイティブの熱量とボリューム感をダイナミックに演出しています。サイト自体の装飾や色彩を極限まで削ぎ落とすことで、キャンバスのように機能し、この多種多様な実績の鮮やかな色彩を最大限に引き立てています。ホバーアクションはそれぞれの適所で主張しすぎないエフェクトを採用。次のセクションではどんな動きがあるのかユーザーをワクワクさせながら詳細や下層ページへ誘導します。無駄を排したシンプルな構成でありながら、文字の存在感と面を使った大胆なレイアウトによって決して単調にならず、骨太で洗練されたプロフェッショナルな姿勢が伝わるコーポレートサイトです。

とよたフィルムコミッション

無機質でクリーンなライトグレーを背景に、極太でソリッドなブラックのタイポグラフィと、鮮烈なシアンを掛け合わせた、スタイリッシュでモダンな配色設計です。公的団体のサイトでありながら、お堅い行政的なイメージを完全に払拭し、ターゲットのクリエイターに真っ直ぐ響く、洗練されたクリエイティブな空間を作り上げています。大小さまざまなサイズのロケーション写真を、あえて規則性を崩してリズミカルに散りばめたレイアウトが特徴的。このコラージュのような見せ方が、まるで映画のフィルムのコマや、ロケハン中に見つけた風景の断片を連想させ、豊田市が持つ多様で魅力的な撮影スポットを視覚的に語っています。また、画面を斜めに横切るシアンの図形や、黒帯に白抜きされたキャッチコピーが、サイト全体に心地よい緊張感と映画のポスターのようなドラマチックさを与えています。中盤以降のロケーションの詳細や支援実績といった具体的な情報セクションでは、一転してグリッドに沿った端正なレイアウトを採用。画面中央に常にフォーカスマークがありカメラのファインダーを覗いているような遊び心を感じさせます。映像を通して世界とつながるという情緒的なブランドメッセージと、撮影地としての機能性・利便性を伝える情報設計が高度に融合した、優れたデザインです。

SIROPCOLOR / Shinichiro Yamamoto / Art Direction + Design

ファーストビューを占拠する巨大でソリッドなロゴマークと、それとは対照的な繊細なイラストレーションの組み合わせが特徴的なポートフォリオサイトです。無機質でストイックになりがちなモノトーンの空間に、ハートマークや愛らしいキャラクターが絶妙な抜け感と遊び心を与えており、高いデザイン力と親しみやすさを同時にアピールしています。ページ全体として、徹底的に装飾を削ぎ落としたホワイトとブラックのモノトーン構成で、洗練されたミニマリズムを体現する配色設計。サイト自体の色彩を無彩色に抑え込み、実績紹介セクションはキャンバスのように機能し、制作物の鮮やかな色彩を最大限に引き立てる、引き算のデザインとなっています。また、端正なグリッドレイアウトで規則正しく並べられており、情報を整理整頓して明瞭にレイアウト。キャラクターがさりげなく動くなど、微細なインタラクションがユーザーの心をくすぐり、美意識の中に人間らしい温もりを感じさせる、完成度の高いポートフォリオサイトとなっています。

LOOP2126

イベントのコンセプトである「100年後の未来」を象徴する、AI生成を用いたハイクオリティなビジュアルと、ハイテクノロジーをイメージ付けるカラーリングが特徴的。サイボーグのようなキャラクターや、光に包まれた未来都市の風景が、スクロールとともに次々と現れ、まるでSF映画のトレイラーを見ているかのような圧倒的なスケール感を放ちます。さらに、エッジの効いたデジタル調のタイポグラフィを組み合わせることで、SF体験型フェス「LOOP 2126 ∞prelude∞」のサイバーな世界観をより強固なものにしています。宇宙を思わせるディープブラックをベースに、鮮烈なネオンカラーのパープルやブルーなどの発光色を掛け合わせた、近未来感と没入感のある配色設計です。深い暗色とネオンカラーのコントラストが見事に機能し、SF体験型フェスという非日常への入り口として、ユーザーを一瞬で近未来の世界へと引き込みます。レイアウト自体は、チケット情報やタイムテーブル、アクセス情報などを縦スクロールで順序立てて見せる王道のLP構成ですが、背景にぼんやりと光るネオンのグラデーションを敷き、各セクションの境界をあえて曖昧にすることで、シームレスで浮遊感のある体験を創出。モーションについては、見出しアルファベットのシャッフルテキストや、CTAのネオンのホバーエフェクトが、デジタル、サイバーの世界観を創る大きな役割を担っており、細部までこだわりを感じます。イベントへの期待感とワクワク感を極限まで高める、エンターテインメント性に特化した特設サイトとなっています。

Making Design Make Sense.
デザインを、感覚から理解へ。
© Design Decode. 901