山仁薬品株式会社

シリカゲルを錠剤型に成型したドライヤーン®をはじめ、多様な乾燥剤を製造・販売する山仁薬品株式会社のコーポレートサイト。全体を包み込むのは、湿気をカラッと吹き飛ばすような爽やかなスカイブルーとホワイトの配色。最大の魅力は、画面の随所に登場するアメコミ調のレトロポップなキャラクターたちです。薬品メーカーが持つお堅いイメージを完全に払拭し、まるでアメリカンコミックを読んでいるかのように胸を躍らせる世界観を作り上げています。シリカゲルの「すごさ」を親しみやすい見出しや、キャラクターの吹き出しを多用したレイアウトにより、機能や安全性の解説といった専門的な情報もすっと頭に入ってきます。商品ラインナップは、ユーザーの目的に合わせてカード型で整理され、ホバーアクションでカーソルオンを可視化。エンタメ性の高い装飾と情報の探しやすさが見事に両立しています。シリカゲル研究室や企業情報といったコンテンツも、ポップなトーンを崩さずに展開。無機質になりがちな工業素材のサイトに、圧倒的なキャラクターの個性とユーモアを掛け合わせることで、BtoBから一般消費者にまで企業の魅力を楽しく真っ直ぐに届ける、ユーザーをワクワクさせる独自性の高いサイトです。

BERG ONISHI INC.(ベルグオーニシ)

大阪府堺市で店舗やオフィス、一般住宅向けの別注家具・什器製造を手がける「BERG ONISHI(ベルグオーニシ)」。全体を包み込むのは、広大なキャンバスのようにたっぷりと取られたホワイトの余白と、木材の質感を連想させる温かなブラウンの配色。製造業が持つ職人的で硬派なイメージを、空間の使い方とカラーリングで洗練されたモダンな空間へと昇華させています。デザインの最大の特徴は、画面の随所にリズミカルにあしらわれた木目調の幾何学シェイプです。角の取れた有機的なあしらいが、家具製作を得意とする柔軟な対応力と、顧客に寄り添う親しみやすさを直感的に伝えています。また、工業製品を連想させるようなロゴマークのパーツもスクロールエフェクトで目を惹くよう配置。これらは単なる装飾にとどまらず、木材を切り出し、精密に組み合わせていく家具作りのプロセスそのものを視覚的に表現し、まるでその一瞬をユーザーに体験させるようです。そして、計算されたアシンメトリーな構成の中に配置された写真は、真剣な眼差しで木と向き合う職人の姿や美しい木肌のディテールを捉え、手仕事の体温を画面に留めています。誠実なモノづくりの息遣いをWebサイトの表現で感じさせる秀逸な設計です。

中田工芸株式会社

木製ハンガー専門メーカー、中田工芸のコーポレートサイトです。 “Beyond Hanger, Beyond Borders.” というビジョンを掲げ、単なる日用品としての枠を超えた洋服の居場所としてのハンガーの価値を、洗練されたエディトリアルデザインによって表現しています。白と黒の洗練されたミニマルな空間に、職人の息遣いや木の温もりが宿る高品質な写真を大胆に配置し、まるで静かな美術館を歩くような没入感を生み出しています。そしてこの研ぎ澄まされた世界観をさらに深める繊細なインタラクション設計が特徴的です。カーソルを要素に合わせると、滑らかでゆっくりとした画像のズームや、ふわりと浮かび上がるような控えめなホバーアニメーションが発動。決して派手な動きで視覚を邪魔することはなく、磨き上げられた木材の滑らかな手触りや、職人が一つひとつの製品を丁寧に扱うような優しさと心地よい「間」を感じさせます。視覚的な美しさと、触れた時の情緒的なインタラクションの融合。細部のアニメーションにまで妥協のない美意識が光り、モノづくりに対するブランドの圧倒的な誇りと品格を押し出す設計です。

株式会社フジメディカル

ファーストビューから医療現場のバイタルを見逃さない、という力強いメッセージを生命の息吹を感じさせる瑞々しくしなやかなデザインで見事に体現した医療機器メーカーのコーポレートサイトです。全体を包み込むのは、清潔感と透明感に溢れたホワイトとクリアブルーの美しいグラデーション。そこに、細胞や水滴を連想させる有機的な形状の3Dガラスモーフィズムを大胆に配置することで、命を扱う医療領域の神秘性と、最先端のテクノロジーがもたらす先進性を視覚的に表現しています。医療機器という極めて高い専門性と正確性が求められる業種でありながら、冷たく無機質な印象は全くありません。製品一覧や従業員紹介のセクションでは、柔らかな自然光の中で真摯に働く社員たちの生き生きとした表情や、クリーンルームでの精緻な製造風景を、高品質な写真で丁寧に切り取って配置。アクセントとなる深いネイビーがテキストやボタンを知的に引き締め、医療を支える企業の誠実で揺るぎない信頼感を表現。命を救う現場の緊張感と、そこで働く人々の温かな情熱が、洗練されたデジタルの機能美の中で穏やかに共存する洗練されたサイトです。

日進化成|化学品・建材の専門商社

化学品や建材を扱うBtoB専門商社の、堅実な企業基盤と親しみやすい姿勢を表現したコーポレートサイトです。前半の事業紹介エリアでは、温かみのあるクリーム色をベースに、カラフルで現代的なフラットイラストやアイソメトリック図を使用。難解で堅苦しくなりがちな専門商社の事業内容を、動きも付けてまるで絵本のように分かりやすく視覚化し、ユーザーが抱く心理的なハードルを大きく下げています。一方で、中盤の企業情報エリアに入るとトーンは一転。歴史と高い信頼感を感じさせるディープグリーンを背景に大胆に展開し、実写の社員写真や歴史的な写真もトーンを合わせて配置。この明暗とテイストの大幅な切り替えにより、前半のイラストがもたらす柔らかく親しみやすいアプローチと、深い緑と実写写真が担保する歴史ある企業の重厚感が見事に両立しています。また、セクションを優しく区切るアーチ状のあしらいや、丸みを帯びたカードUIが、これら二つの異なる世界観をシームレスに繋ぎ合わせています。関わる人々に寄り添う確かな温もりある可愛さと、専門商社の堅実さを感じさせる洗練された空気感が、画面全体から真っ直ぐに伝わる、非常に秀逸なデザイン設計です。

株式会社アサヒペン 採用サイト

塗料メーカーとして長い歴史を持つ老舗企業でありながら、堅苦しさや古さを一切感じさせない、親しみやすさと温もりに満ちた採用サイトです。ファーストビューから全編にわたって展開される、アイソメトリック調や親しみやすいタッチの線画イラストが最大の魅力です。実写の写真をあえて使わずイラストをメインに据えることで、塗料という商材の専門的なハードルを下げ、働く姿を求職者の想像力に委ねる心理的な余白を生み出しています。配色は、清潔感のあるホワイトをベースに、知的で誠実なネイビーをテキストやボタンに採用。そこに、コーポレートロゴを連想させる赤、オレンジ、緑、青を、淡く優しいパステル調のアクセントカラーに変換して各セクションに散りばめています。これにより、企業のアイデンティティを保ちながらも、全体的に柔らかくモダンな印象を作り出しています。手書き風の英字フォントや丸みのあるあしらいが、UIに心地よいリズムと人間味をプラス。実線に隙間を持たせたイラストの抜け感や、ころんとした太字フォントが、マーカーで描いたような風合いを生み、塗料メーカーならではのクラフト感を表現しています。長く働ける会社」というメッセージを、視覚的な優しさと整ったレイアウトで体現した、求職者に寄り添うデザインです。

熊本ドック株式会社

造船という重厚長大な産業のスケール感と、海を舞台にする企業の誇りを、深いブルーとダークグレーを基調とした配色でダイナミックに表現したコーポレートサイト。ファーストビューの “FROM THE SEA TOWARD THE FUTURE” という力強いメッセージと、造船所の巨大なクレーンや船影を捉えた臨場感あふれる高品質な動画が、見る者を圧倒するインダストリアルな魅力を放っています。全体的に直線的でソリッドなレイアウトを採用しつつ、流麗でモダンな欧文タイポグラフィを組み合わせることで、無骨になりがちな製造業のイメージを洗練されたスマートな印象へと美しく昇華させています。中盤の事業紹介や製品群のセクションでは、写真をグリッド状に整然と配置し、余白を活かすことで視認性と情報の探しやすさを高度に両立。後半に登場する斜めに切り取られたダイナミックなレイアウトはリクルートセクションで定番の写真の無限ループ。現場で働く社員たちの生き生きとした姿が、堅牢な技術力だけでなく、未来へ前進する企業の躍動感と熱量をスタイリッシュに表現。重厚なインダストリアルな世界観と、Webとしてのモダンな洗練が心地よく共存するデザイン設計です。

株式会社アイトー

明朝体による縦書きと横書きの交差と、たっぷりとした余白の美しさが光るサイト。日本語の美しさを活かした繊細なタイポグラフィが、企業の持つ歴史や品格を表現。あえて写真を画面いっぱいに広げず、少し軸をずらしてアシンメトリーに配置することで、まるで美術館の展示空間のような余韻と心地よい緊張感を生み出しています。白と淡いグレーを基調とした、ノイズの一切ない静謐な配色設計で、文字色は真っ黒ではなく柔らかなダークグレーを採用。陰影の美しい落ち着いたトーンの写真と組み合わせることで、うつわが持つ土の温もりや釉薬の艶やかな美しさを最大限に際立たせています。ラインが走るCTAホバーアクションや、スクロールに合わせてじわっと出現するフェードインなど、控えめなアニメーションで、過度な装飾に頼らず、光と影のニュアンスを感じさせる写真と、研ぎ澄まされたレイアウトのみで勝負するストイックさ。毎日使う日用品でありながら、暮らしを豊かにするアートでもあるという、商品に対する美意識と愛情が静かに、そして深く伝わってくる上質なコーポレートサイトです。

魔改造の夜 マブチモーターの挑戦

クリーンなホワイトをベースに、マブチモーターのブランドカラーである信頼と技術のブルーと、モノづくりへの熱い情熱を象徴する赤を組み合わせた、ドラマチックでエネルギーに満ちた配色設計です。人気テレビ番組と連動した企画の特設サイトにふさわしく、知性の青と熱量の赤が交わるグラデーションが、技術者たちの限界を超える挑戦を視覚的に熱く盛り上げています。テレビ番組を想起させるファーストビューのチーム写真はスライドショーでドラマチックに。コンテンツはグラデーションの枠線を効果的に用いたカード型レイアウトでわかりやすく。開発を手掛けたモンスターの紹介や開発秘話などの各コンテンツで区切り、その枠線に青〜赤のグラデーションを施すことで、方眼紙を広げた白基調の読みやすく整理された空間の中に、熱気を閉じ込めています。全体のレイアウトは、奇をてらったモーションをあえて抑え、技術者たちの真剣な表情を捉えた写真や、開発の裏側を語るテキストをじっくりと読ませることに特化した実直な情報設計となっています。エンターテインメント性の高い企画でありながら、世界を牽引するモーターメーカーとしての技術への誇りと真摯な姿勢を感じさせる特設サイトとなっています。

Mr.ウエスマン (エイジトレーディング株式会社)

温かみのあるアイボリーを背景の基調とし、リサイクルや環境を連想させる鮮やかなグリーンをメインカラーに据え、パープルやブルーといったビビッドな色をアクセントに効かせた、極めてエネルギッシュでポップな配色設計。太い黒の縁取りが印象的な80〜90年代のレトロポップ風のイラストと、オリジナルキャラクターMr.ウエスマンを全面に押し出したエンタメ感あふれるレイアウト。セクションの境界線には波打つような有機的な曲線が用いられ、布(ウエス)の柔らかさやリサイクルの循環をコンセプチュアルに表現しています。また、極太のゴシック体を用いた大きなタイポグラフィや、LINEのトーク画面を模したUIなど、ユーザーを飽きさせず直感的に情報を読み進めさせる工夫が随所に凝らされています。工業用ウエスというBtoBの固い商材でありながら、そのイメージを良い意味で裏切る親しみやすさを視覚的に爆発させています。キャラクターがコミカルに動いたり、要素がポンッと弾むように現れたりする、遊び心に満ちた楽しいモーションを採用。ユーザーをワクワクさせながら自然と商品ラインナップやお問い合わせへと導く、エンターテインメント性とユーザビリティが高度に融合した導線設計となっています。

Making Design Make Sense.
デザインを、感覚から理解へ。
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