TSG

塗料メーカーである株式会社TSGのコーポレート・製品サイト。白や黒を基調としたミニマルな空間に、まるでアートピースのように浮かび上がる3Dグラフィック群が目を惹きます。液状、結晶体、抽象構造といった多彩な質感のビジュアルが、「最滴塗料」というコンセプトや製品特性を先進的かつ象徴的に描き出すことで、親しみづらい塗料という存在を、どこか愛らしく魅力的なキャラクターのように昇華させています。BtoBの建材・塗料メーカーに見られるような工業的な堅苦しいイメージを一新し、エッジの効いたギャラリーのような世界観を展開しています。塗料を単なる建築資材ではなく、空間や製品の魅力を極める先進テクノロジーとして再定義しています。高い技術力と多様な製品群を持つ企業だからこその開発力と未来へのビジョンを強烈な印象でユーザーに焼き付けています。端正なサンセリフ体のタイポグラフィとグリッド構造によって要素を無駄なく整理。ホバーアクション、カーソルアクションが全セクションに施され、シンプルな構成にスタイリッシュなアクセントを付与。立体オブジェクトが浮遊・回転する印象的な動きと、整然とした情報設計のコントラストを効かせることで、開発の実験性や創造性と、メーカーとしての信頼感を鮮やかに調和させたデザインです。

マルニ工業株式会社

日本唯一のパンク修理材メーカーマルニ工業株式会社のコーポレートサイトです。製造業らしさを武骨さではなく、ブランド価値として見せるデザイン。鮮やかなグリーン、ブラック、ホワイトのコントラストは、ブランドカラーを印象づけながら、ゴムやタイヤを扱う企業としての力強さと専門性を視覚化しています。縦長の英字サンセリフ体と端正な日本語フォントを組み合わせることで、無駄を削ぎ落とした工業的な精度と現代的なブランド感を両立させています。特に印象的なのが、製品や現場を捉えた写真で、製品単体の機能訴求に加え、手仕事の精度や技術力の高さを視視覚的に提示することで、取引先やプロのメカニックが抱く課題にアプローチしています。スクロールに連動するクイックなモーションも、視線を次々と引き込みながら、メーカーとしてのスピード感や躍動感を演出。装飾を足すのではなく、カラーリング・写真の質感・タイポグラフィの美しさ・動きという限られた要素の精度で魅せる引き算の構成。機能美を極めた製品と呼応するように、メーカーの誇りとものづくりへの誠実な姿勢を伝えるデザインです。

ニシザキ工芸株式会社 塗装部

特注家具などの木工塗装を手がけるニシザキ工芸株式会社 塗装部のサイト。全体を支配するのは、無駄を削ぎ落とした静かなホワイトの余白と、力強い黒のタイポグラフィ。一見するとハイブランドのギャラリーのような洗練された佇まいでありながら、職人の手仕事と工房の空気感を凛とした緊張感とともに伝えています。この静かで重厚な佇まいは、上質を求める建築家やインテリアデザイナーといった発注者の仕上げのクオリティに一切の妥協をしたくないという切実な心理に応えるための表現です。工場の雑多さを徹底的に排除し、漆黒の背景に映える研磨の瞬間や整然とした塗装室の写真を厳選して配置。写真や動画のトーンは一定で高クオリティの素材を使用。あえて工場感を出さない逆説的なアプローチをとることで、下請け工場ではなく、造形美の価値を高めるクリエイティブパートナーとしての確固たる専門性と格式を視覚的に保証しています。余白の中に配置された作業道具や仕上げ肌のディテール写真、そして「木工塗装を、極める」というフレーズの配置まで計算し尽くされた構成。工芸としての美意識と妥協のない職人魂が静かに息づき、画面越しに圧倒的なクオリティへの信頼を感じさせます。

GreatRIVER

企業の創造性を高め、チームとして伴走支援するGreatRIVERのサイト。深みあるネイビーとホワイトが織りなす洗練された余白。写真・見出し・本文が同じグリッド上で呼応し、静かで洗練された印象を生み出しています。要素のフェードインは比較的短い移動距離の動きで、ページ全体にテンポを与えています。そして空間を美しく引き締める上品なセリフ体のタイポグラフィ。大きな英字と小さな日本語見出し、本文のサイズ差が明確で、情報の階層とリズムをつくっています。ビジュアル制作を手掛ける最大手のアマナグループならではの、シネマティックで高品質な写真や映像美が、企業の課題を押し流し新しい未来へと導く大河のような力強さを視覚的に表現しています。事例やインタビュー記事は、クリーンな余白を贅沢に活かして理路整然と美しく整理。多彩なアドバイザー一覧には統一されたモノクロ写真を起用することで、画面全体に重厚な格式と知性をもたらしています。企業のトップやエグゼクティブ層に深く響く、揺るぎないプロフェッショナルとしての確かな信頼感と、未来を共に切り拓くクリエイティビティの躍動感が調和した、変革への期待を力強く高める秀逸な設計。情報を詰め込むのではなく余白と動きで魅せるデザインです。

BERG ONISHI INC.(ベルグオーニシ)

大阪府堺市で店舗やオフィス、一般住宅向けの別注家具・什器製造を手がける「BERG ONISHI(ベルグオーニシ)」。全体を包み込むのは、広大なキャンバスのようにたっぷりと取られたホワイトの余白と、木材の質感を連想させる温かなブラウンの配色。製造業が持つ職人的で硬派なイメージを、空間の使い方とカラーリングで洗練されたモダンな空間へと昇華させています。デザインの最大の特徴は、画面の随所にリズミカルにあしらわれた木目調の幾何学シェイプです。角の取れた有機的なあしらいが、家具製作を得意とする柔軟な対応力と、顧客に寄り添う親しみやすさを直感的に伝えています。また、工業製品を連想させるようなロゴマークのパーツもスクロールエフェクトで目を惹くよう配置。これらは単なる装飾にとどまらず、木材を切り出し、精密に組み合わせていく家具作りのプロセスそのものを視覚的に表現し、まるでその一瞬をユーザーに体験させるようです。そして、計算されたアシンメトリーな構成の中に配置された写真は、真剣な眼差しで木と向き合う職人の姿や美しい木肌のディテールを捉え、手仕事の体温を画面に留めています。誠実なモノづくりの息遣いをWebサイトの表現で感じさせる秀逸な設計です。

fluence

富山県を拠点にWeb制作やシステム開発を手掛けるクリエイティブチームfluence(フルエンス)のサイトです。「デジタルと人の幸せをなめらかにつなぐ。」という企業コンセプトを体現するように、トップ上部には柔らかな波のようになだらかに揺れる曲線があしらわれ、無機質で冷たくなりがちなIT企業のイメージに、流動性と有機的な温かみを優しく添えています。画面全体を構成するのは、視覚的なノイズを極限まで削ぎ落としたライトグレーの背景と、たっぷりと贅沢に確保されたクリーンな余白。そこに、富山の雄大な山並みや、クライアントと和やかに打ち合わせをするスタッフたちの自然体な実写写真を配置することで、洗練されたデジタルの空間の中に地域や人の体温をしっかりと宿らせています。多様な制作実績や業務を伝える記事コンテンツは、細い区切り線とグリッドレイアウトで理路整然と整理され、システム開発を担う企業としての高度でロジカルな情報設計能力を視覚的に証明。計算された余白とすっきりと整列した要素、さりげないホバーエフェクトが光っています。確かな技術力と、事業に寄り添う誠実な姿勢が、透明感溢れるミニマルなデザインの中で美しく調和するサイトです。

ETOHA LAB l グラフィック・WEBデザイン

福岡と東京を拠点に、Webやグラフィック、ブランディングまで幅広く手がけるデザイン会社ETOHA LAB(えとはラボ)のコーポレートサイト。ページを開いて最初に飛び込んで来る可愛いイラストアニメーションとメッセージが瞬時にユーザーの心を掴みます。画面全体は、クリーンなホワイトやライトグレーの背景と、鮮やかなブルーの大胆なコントラスト。BtoB企業にありがちな堅苦しさを一切排除し、随所に登場する愛らしいキャラクターや吹き出しのあしらいが、ユーザーに直接話しかけるような親しみやすい空気感を作り出しています。多様なクリエイティブ領域を示す事業内容セクションや豊富な実績紹介は、角を丸くした柔らかなカード型のUIを用いてすっきりと整理。直感的に情報が頭に入ってくるだけでなく、各セクションで背景色をダイナミックに切り替えることで、スクロールする手を止めさせない心地よいリズムを生み出しています。ブルーの線画で統一されたメンバー紹介のエリアは特に目を惹き、高いデザイン性を保ちながらも、画面の向こうにいる人の温もりを感じさせ、CTAの「相談してみる」というアクションへの心理的ハードルを大きく下げています。ポップな遊び心と、情報を的確に伝える情報設計が融合した、クリエイティブ企業としての確かな実力と親しみやすさが両立するデザインです。

weider(ウイダー)|森永製菓株式会社

森永製菓が展開するプロテインブランドweider(ウイダー)のブランドサイト。商品パッケージのイメージを踏襲してファーストビューからページ全体に斜めのラインやエッジの効いたスラッシュ型のレイアウトを多用。デジタル画面でありながら、トップアスリートが風を切って駆け抜けるようなスピード感と、前進し続けるエネルギッシュな躍動感を視覚的に生み出しています。同時に取るべき余白はしっかり確保しそれぞれの要素を見やすく配置し、整然とした印象も残しています。ベースを構成する白と黒の極めて高いコントラストと、視認性の高い極太のタイポグラフィの組み合わせは、日々のトレーニングに向き合うストイックさと力強さを演出。揺るぎない信頼感と存在感を際立たせています。中盤の商品ラインアップでは、本格的なアスリートだけでなく、美しいボディラインを目指す女性や成長期の子供、日々の健康維持を願うシニアまで、多様なターゲットに寄り添う実写写真をダイナミックに配置。プロテインへのハードルを下げつつ、すべての人の前進を力強く後押しするブランドの熱い姿勢が、洗練されたデザインから伝わるデザインです。

中田工芸株式会社

木製ハンガー専門メーカー、中田工芸のコーポレートサイトです。 “Beyond Hanger, Beyond Borders.” というビジョンを掲げ、単なる日用品としての枠を超えた洋服の居場所としてのハンガーの価値を、洗練されたエディトリアルデザインによって表現しています。白と黒の洗練されたミニマルな空間に、職人の息遣いや木の温もりが宿る高品質な写真を大胆に配置し、まるで静かな美術館を歩くような没入感を生み出しています。そしてこの研ぎ澄まされた世界観をさらに深める繊細なインタラクション設計が特徴的です。カーソルを要素に合わせると、滑らかでゆっくりとした画像のズームや、ふわりと浮かび上がるような控えめなホバーアニメーションが発動。決して派手な動きで視覚を邪魔することはなく、磨き上げられた木材の滑らかな手触りや、職人が一つひとつの製品を丁寧に扱うような優しさと心地よい「間」を感じさせます。視覚的な美しさと、触れた時の情緒的なインタラクションの融合。細部のアニメーションにまで妥協のない美意識が光り、モノづくりに対するブランドの圧倒的な誇りと品格を押し出す設計です。

NTT都市開発のオフィス owns

NTT都市開発による新しいミッドサイズオフィスブランドownsのサイトです。画面全体を包み込むのは、たっぷりと取られた洗練されたホワイトの余白と、情報をシャープに引き締めるブラックのタイポグラフィ。そこに、多様な働き方や人々の交わりを象徴するような、赤・黄・緑を用いた抽象的で色鮮やかなアートイラストを大胆に配置することで、お堅いオフィス不動産のイメージを覆す、クリエイティビティに溢れた独自の世界観を創り出しています。スクロールを進めると、イラストが放つポップなエネルギーとは対照的に、実際のワークスペースを捉えた高品質な実写写真がグリッドレイアウトで次々と現れます。木目を基調とし自然光が差し込む心地よいラウンジや、開放的なルーフトップテラスなど、上質で洗練された空間の魅力が直感的に伝わってきます。特徴を伝えるセクションでも、ポップなアートワークと実写写真を巧みに交差させながら、雑誌のように美しく情報を整理。大手ディベロッパーが提供する確実な信頼感と、時代に求められる柔軟でアーティスティックな感性が、高い次元で美しく融合した秀逸なデザイン設計です。

Making Design Make Sense.
デザインを、感覚から理解へ。
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