Yoom

AIエージェントや業務自動化という専門性の高いサービスを、親しみやすく直感的に伝えるデザインです。ファーストビューでは、カラフルでモフモフとした質感の3Dキャラクターたちを用いることで、「AI社員」という概念を難しいテクノロジーではなく身近な存在として表現し、初見ユーザーの心理的なハードルを下げています。配色はホワイトをベースにしながら、パープルやイエロー、グリーン、ブルー、ピンクなど鮮やかなアクセントカラーをセクションごとに切り替えることで、単調さを感じさせず、テンポよく読み進められる構成になっています。一方で、機能紹介や連携アプリ、導入実績、セキュリティなどの情報は白を基調としたカードUIで整理されており、ポップな世界観の中でも情報の視認性と信頼性を損なっていません。タイポグラフィは太めで丸みのあるフォントを中心に構成され、絵文字やイラストと組み合わせることで親近感を演出。さらに、豊富な連携サービス数や導入実績、テンプレート紹介などを段階的に配置することで、楽しさだけでなく「実際に業務で使えるツールである」という安心感も醸成しています。複雑な業務自動化を、まるで新しいアプリやゲームを触るような感覚で体験できる期待感を生み出している優れたサービスサイトです。
株式会社We(We Inc.)

白と黒のモノトーンを基調とし、装飾要素を極限まで削ぎ落とした、ミニマルで洗練されたデザインです。極細の罫線と小ぶりなタイポグラフィ、そして画面全体にたっぷりと取られた余白が、まるで現代アートのギャラリー空間のような心地よい緊張感と美しさを生み出しています。この徹底した引き算の設計により、ユーザーの視線はノイズなく自然と誘導され、スクロールのたびに現れる色鮮やかな実績のビジュアルが、主役としてより一層力強く引き立つように計算されています。さらに、最大の魅力は、デジタルで構築された整然としたグリッドの中に潜むアナログな手仕事の痕跡にあります。スクロールに合わせて引かれるフリーハンドの線や、随所に添えられた鉛筆描きのスケッチイラスト、コンタクトエリアの背景に大胆に敷かれた手塗り風のテクスチャ表現など、あえて不規則で有機的な要素を差し込むことで、無機質になりがちなシンプルなデザインに血の通った人の体温や妥協のないプロフェッショナリズムを確かに宿しています。Weという社名が示す通り、人と人との関わりや、手を動かしてモノを創り出す地道な過程を大切にする企業のスタンスが、抑制の効いた静かでクールなトーンからじんわり伝わるサイトです。
博展 採用サイト

余白をたっぷりと取ったクリーンなホワイトをベースに、太く力強いブラックのタイポグラフィを組み合わせた、ストイックで骨太なモノトーンの配色設計。サイト全体の装飾色を極限まで削ぎ落とすことで、「動け、自分。動かせ社会。」という企業からの強烈なメッセージと、最前線で働く社員たちの活き活きとした表情、色彩を、圧倒的な熱量とともに際立たせています。特徴として、見出しにあしらわれた>>>>>> という連続する矢印のモチーフと、大胆な文字組が目を惹きます。この記号の反復が、サイト全体に前へ前へと進む推進力や行動というコンセプトを視覚的にもたらしています。また、社員インタビューのサムネイル画像は、単純な四角形ではなく、波打つような有機的な形や平行四辺形など、あえて不規則なシェイプで切り抜かれています。これにより、多様な個性が既存の枠組みに収まらずに躍動している様をダイナミックに表現しています。過度なアニメーションは抑え、タイポグラフィの強さと写真の力で魅せる実直なレイアウトは、採用という真剣な場における企業の誠実さを体現しています。矢印のあしらいが自然とユーザーの視線を下へと誘導し、クリエイティブ企業ならではの熱気を真っ直ぐに求職者の胸へ届ける、力強い導線設計となっています。
奈良のウェディング前撮りならSHY(シャイ)

雑誌の切り抜きやスクラップブックを彷彿とさせる、手作り感に溢れたコラージュレイアウトのサービスサイトです。スタンプやペンキで描いたようなかすれのある太字フォント、マスキングテープのようなあしらい、そして被写体をステッカーのように切り抜いて散りばめる演出が、遊び心とエモーショナルな温かみを両立させています。特別な日も何気ない瞬間も、全ての思い出をふたりで手作りするようなハンドメイド感とマッチし、従来の純白で厳かなウェディングのサイトの定石をあえて外し、日常の延長線上にあるカジュアルで自由な空気感を表現しています。配色は、淡くくすんだブルーやイエロー、パープルといったペールトーンの背景をセクションごとに切り替えながら、ビビッドなピンクのタイポグラフィで強烈なアクセントを加え、ポップでストリート感があるカラーリング。ページ全体に、自然体で笑い合うふたりの魅力溢れる写真が掲載され、ブランドコンセプトを最大限に引き出し、ページレイアウトと合わせて写真の中でもこの「ふたりらしく “好き” を残す」オリジナリティを体現しているようです。一見すると写真や要素がランダムに散らばっているように見えますが、セクションごとに背景色を明確に分け、テキストは中央揃えや左揃えでしっかりとブロック化されています。世界観の崩しと情報伝達の整理のバランスを絶妙に保つことで、ウェディングの枠を超えまるでファッション誌をめくるような、ポップで自由な没入感を与えてくれるサービスサイトです。
QANDO(カンド)

圧倒的なジャンプ率と、ソリッドなブロックレイアウトの中で、随所で様々なエフェクトやモーションが施されたサイト。ファーストビューの巨大で極太な社名ロゴはカーソルエフェクトで視線を集め、強烈なインパクトを残す一方で、Serviceセクションは明度の異なるグレーと黒の大きな面で大胆に区切られ、情報が無駄を削ぎ落として整理されていて、セクションのメリハリがリズムを作り、見るところ、読むところが自然とキャッチできます。また、Worksセクションではあえて余白を設けず、写真をグリッド状に隙間なく敷き詰めることで、生み出してきたクリエイティブの熱量とボリューム感をダイナミックに演出しています。サイト自体の装飾や色彩を極限まで削ぎ落とすことで、キャンバスのように機能し、この多種多様な実績の鮮やかな色彩を最大限に引き立てています。ホバーアクションはそれぞれの適所で主張しすぎないエフェクトを採用。次のセクションではどんな動きがあるのかユーザーをワクワクさせながら詳細や下層ページへ誘導します。無駄を排したシンプルな構成でありながら、文字の存在感と面を使った大胆なレイアウトによって決して単調にならず、骨太で洗練されたプロフェッショナルな姿勢が伝わるコーポレートサイトです。
とよたフィルムコミッション

無機質でクリーンなライトグレーを背景に、極太でソリッドなブラックのタイポグラフィと、鮮烈なシアンを掛け合わせた、スタイリッシュでモダンな配色設計です。公的団体のサイトでありながら、お堅い行政的なイメージを完全に払拭し、ターゲットのクリエイターに真っ直ぐ響く、洗練されたクリエイティブな空間を作り上げています。大小さまざまなサイズのロケーション写真を、あえて規則性を崩してリズミカルに散りばめたレイアウトが特徴的。このコラージュのような見せ方が、まるで映画のフィルムのコマや、ロケハン中に見つけた風景の断片を連想させ、豊田市が持つ多様で魅力的な撮影スポットを視覚的に語っています。また、画面を斜めに横切るシアンの図形や、黒帯に白抜きされたキャッチコピーが、サイト全体に心地よい緊張感と映画のポスターのようなドラマチックさを与えています。中盤以降のロケーションの詳細や支援実績といった具体的な情報セクションでは、一転してグリッドに沿った端正なレイアウトを採用。画面中央に常にフォーカスマークがありカメラのファインダーを覗いているような遊び心を感じさせます。映像を通して世界とつながるという情緒的なブランドメッセージと、撮影地としての機能性・利便性を伝える情報設計が高度に融合した、優れたデザインです。
SIROPCOLOR / Shinichiro Yamamoto / Art Direction + Design

ファーストビューを占拠する巨大でソリッドなロゴマークと、それとは対照的な繊細なイラストレーションの組み合わせが特徴的なポートフォリオサイトです。無機質でストイックになりがちなモノトーンの空間に、ハートマークや愛らしいキャラクターが絶妙な抜け感と遊び心を与えており、高いデザイン力と親しみやすさを同時にアピールしています。ページ全体として、徹底的に装飾を削ぎ落としたホワイトとブラックのモノトーン構成で、洗練されたミニマリズムを体現する配色設計。サイト自体の色彩を無彩色に抑え込み、実績紹介セクションはキャンバスのように機能し、制作物の鮮やかな色彩を最大限に引き立てる、引き算のデザインとなっています。また、端正なグリッドレイアウトで規則正しく並べられており、情報を整理整頓して明瞭にレイアウト。キャラクターがさりげなく動くなど、微細なインタラクションがユーザーの心をくすぐり、美意識の中に人間らしい温もりを感じさせる、完成度の高いポートフォリオサイトとなっています。
湘南工科大学 オープンキャンパス

フレッシュでエネルギーに満ちたライムグリーンをメインカラーに大胆に敷き詰め、知的でシャープなネイビーをアクセントに効かせた、極めてポップでサイバーなカラーデザインと、ファーストビューのメカニックなキャラクターイラストと、ストライプラインのアクセント。工科大学らしいテクノロジーのイメージと、オープンキャンパスに向けた高校生のワクワク感・若々しさを、見事に両立させています。宙に浮くようなイラストやドットパターンのあしらいが、ゲームやアニメのような近未来的な世界観を創出し、「やってみたいが、はじまりの一歩。」というキャッチコピーの通り、新しい体験への期待感を高めます。一方で、スケジュールやピックアップイベントといった具体的な情報群は、ブループリントを連想させるようなスッキリとした白背景のカードUIの中に端正に収められており、派手なビジュアルに情報が埋もれないよう綿密に計算されています。全体のレイアウトは、背景のダイナミックなグラフィックと、整然とした情報ブロックの緩急が非常に優れています。エッジの効いたサイバーポップな世界観でターゲットの心を掴みつつ、オープンキャンパスの参加に必要な情報は迷わず取得できる、エンターテインメント性とユーザビリティが高度に融合した特設サイトです。
株式会社KEEPs | 雨漏りの窓口キープス

柔らかなアイボリーやペールピンク、イエローといったパステル調の暖色を背景に敷き詰め、テキストには黒ではなく温かみのあるブラウンを採用した、極めて優しく親しみやすい配色。雨漏りや外壁塗装という、困っている時に助けてくれる安心感を全ターノカラーで表現しています。構成の最大の特徴は、ファーストビューからサイト全体に広がる、街と人々を描いた絵本のようなイラストレーションと、丘のように緩やかな曲線で区切られたセクションレイアウトです。家を単なる物件としてではなく、人々の温かい生活の場として温かく描くことで、サービスの大切なコンセプトである「安心を暮らしに。」というメッセージを情緒的に伝えています。また、料金プランや管理のステップといった複雑になりがちな情報も、角を丸めたカードUIやアイコンを用いてスッキリと整理されており、視覚的なノイズが全くありません。スクロールに合わせて背景の丘が連なっていくような構成は、ユーザーに安心感を与えながら、自然とサービス内容の理解からお問い合わせへと導きます。堅苦しさを完全に排除し、徹底的にユーザー目線で優しさと使いやすさに寄り添った、サービスサイトのお手本のような導線設計です。
PLAZA 60th Anniversary | PLAZA60周年記念サイト

PLAZAの象徴である鮮やかなブルーとクリーンな白と水色をメインに、ピンク、イエロー、オレンジといったビビッドなマルチカラーを大胆に散りばめた、まるでおもちゃ箱を開けたようなポップでワクワクする配色設計です。60周年というアニバーサリーの祝祭感と、海外雑貨を扱うショップならではの多様な楽しさを視覚的に爆発させています。画面の至る所に配置された海外アニメのような手描き風キャラクターイラストと、極太で丸みを帯びたポップなタイポグラフィの組み合わせも、このおもちゃ箱の世界を作る重要な要素です。ハンバーガーやクッキーなどのコミカルなイラストが、キャッチコピーを囲むように配置されたり、コンテンツの合間に顔を出したりすることで、ユーザーの視線を楽しく下へと誘導します。一方で、コラボグッズやヒストリーの紹介セクションは、角を大きく丸めたカード型UIを用いて規則的に配置されており、非常に賑やかなビジュアルでありながらも情報が散らからず、見やすく整理されている点に高い構成力が光ります。スクロールするごとにキャラクターや見出しが弾むようにぽよんと現れたり、カラフルなボタンがホバーで小気味よく反応するなど、サイト全体でユーザーをワクワクさせ続けるデザイン。長年のファンに感謝を伝えつつ、PLAZAというブランドの根底にある「見つける楽しさ」を余すところなく体現した、エンタメ性とユーザビリティが高度に融合する特設サイトです。