株式会社We(We Inc.)

白と黒のモノトーンを基調とし、装飾要素を極限まで削ぎ落とした、ミニマルで洗練されたデザインです。極細の罫線と小ぶりなタイポグラフィ、そして画面全体にたっぷりと取られた余白が、まるで現代アートのギャラリー空間のような心地よい緊張感と美しさを生み出しています。この徹底した引き算の設計により、ユーザーの視線はノイズなく自然と誘導され、スクロールのたびに現れる色鮮やかな実績のビジュアルが、主役としてより一層力強く引き立つように計算されています。さらに、最大の魅力は、デジタルで構築された整然としたグリッドの中に潜むアナログな手仕事の痕跡にあります。スクロールに合わせて引かれるフリーハンドの線や、随所に添えられた鉛筆描きのスケッチイラスト、コンタクトエリアの背景に大胆に敷かれた手塗り風のテクスチャ表現など、あえて不規則で有機的な要素を差し込むことで、無機質になりがちなシンプルなデザインに血の通った人の体温や妥協のないプロフェッショナリズムを確かに宿しています。Weという社名が示す通り、人と人との関わりや、手を動かしてモノを創り出す地道な過程を大切にする企業のスタンスが、抑制の効いた静かでクールなトーンからじんわり伝わるサイトです。
QANDO(カンド)

圧倒的なジャンプ率と、ソリッドなブロックレイアウトの中で、随所で様々なエフェクトやモーションが施されたサイト。ファーストビューの巨大で極太な社名ロゴはカーソルエフェクトで視線を集め、強烈なインパクトを残す一方で、Serviceセクションは明度の異なるグレーと黒の大きな面で大胆に区切られ、情報が無駄を削ぎ落として整理されていて、セクションのメリハリがリズムを作り、見るところ、読むところが自然とキャッチできます。また、Worksセクションではあえて余白を設けず、写真をグリッド状に隙間なく敷き詰めることで、生み出してきたクリエイティブの熱量とボリューム感をダイナミックに演出しています。サイト自体の装飾や色彩を極限まで削ぎ落とすことで、キャンバスのように機能し、この多種多様な実績の鮮やかな色彩を最大限に引き立てています。ホバーアクションはそれぞれの適所で主張しすぎないエフェクトを採用。次のセクションではどんな動きがあるのかユーザーをワクワクさせながら詳細や下層ページへ誘導します。無駄を排したシンプルな構成でありながら、文字の存在感と面を使った大胆なレイアウトによって決して単調にならず、骨太で洗練されたプロフェッショナルな姿勢が伝わるコーポレートサイトです。
SIROPCOLOR / Shinichiro Yamamoto / Art Direction + Design

ファーストビューを占拠する巨大でソリッドなロゴマークと、それとは対照的な繊細なイラストレーションの組み合わせが特徴的なポートフォリオサイトです。無機質でストイックになりがちなモノトーンの空間に、ハートマークや愛らしいキャラクターが絶妙な抜け感と遊び心を与えており、高いデザイン力と親しみやすさを同時にアピールしています。ページ全体として、徹底的に装飾を削ぎ落としたホワイトとブラックのモノトーン構成で、洗練されたミニマリズムを体現する配色設計。サイト自体の色彩を無彩色に抑え込み、実績紹介セクションはキャンバスのように機能し、制作物の鮮やかな色彩を最大限に引き立てる、引き算のデザインとなっています。また、端正なグリッドレイアウトで規則正しく並べられており、情報を整理整頓して明瞭にレイアウト。キャラクターがさりげなく動くなど、微細なインタラクションがユーザーの心をくすぐり、美意識の中に人間らしい温もりを感じさせる、完成度の高いポートフォリオサイトとなっています。