八芳園洋菓子店

八芳園が手掛けるパティスリーブランドの、上質で温かみのある世界観を見事に体現したブランドサイトです。画面全体を優しく包み込む柔らかなクリーム色をベースカラーに設定することで、洋菓子が持つ甘く豊かな香りや、厳選された素材のシズル感を視覚的に強く引き立て、訪れるユーザーに心地よい安心感と幸福感を与えています。テキストには真っ黒ではなくダークブラウンを採用し、繊細な明朝体やセリフ体と組み合わせることで、歴史ある老舗ならではの確かな品格と優しさを画面全体で演出。さらに、このサイトの最大の魅力は、随所に散りばめられた彩り豊かな幾何学模様のオリジナルグラフィックにあります。日本の伝統工芸や積み重なるスイーツを連想させるこのモダンでアートな装飾が、静かで上品なレイアウトの中にリズミカルな遊び心をプラスしています。高品質でクラシカルな美しい商品写真と、現代的なグラフィックがたっぷりの余白の中で交差することで、「和と洋」「伝統と革新」の共存が直感的に伝わり、商品や店舗の紹介とブランドイメージを確かにユーザーに届けています。芸術的な美意識と食べる喜びが見事に融合した、上質な視覚体験を提供するデザインに仕上げられています。

もりおか眼科

眼科クリニックという医療機関特有の冷たく無機質なイメージを、木の温もりが溢れる空間写真と柔らかな配色で見事に払拭したWebサイトです。ファーストビューで広がる自然光に満ちた院内の風景のスライドショーと「目を拓く」という美しいコピーが、これから診察に訪れる患者の心理的な不安を優しく解きほぐすと同時に、知りたい情報の診療時間も掲載して安心感を与えています。ベースカラーには美しい木目の建築と調和する温かなオフホワイトやペールベージュを採用し、たっぷりと余白を取ることで清潔感と開放感を演出。一方で、テキストやアイコンのメインカラーには、誠実さと高度な医療の信頼感を担保するクリアなロイヤルブルーを使用しています。この知的で澄んだブルーがサイトを引き締め、眼科ならではのはっきりと澄み渡る視界を表しているようです。さらに、特徴を紹介するカードUIの背景には、波紋や細かなグリッドの繊細なラインアートをさりげなく配置。視覚やレンズのピントを連想させる細部のあしらいが、デザインに知的な奥行きを与えています。医療機関に不可欠な信頼感と、患者に寄り添うホスピタリティが、洗練されたレイアウトと和やかな表情の写真との調和から真っ直ぐに伝わるデザイン設計です。

PLAZA 60th Anniversary | PLAZA60周年記念サイト

PLAZAの象徴である鮮やかなブルーとクリーンな白と水色をメインに、ピンク、イエロー、オレンジといったビビッドなマルチカラーを大胆に散りばめた、まるでおもちゃ箱を開けたようなポップでワクワクする配色設計です。60周年というアニバーサリーの祝祭感と、海外雑貨を扱うショップならではの多様な楽しさを視覚的に爆発させています。画面の至る所に配置された海外アニメのような手描き風キャラクターイラストと、極太で丸みを帯びたポップなタイポグラフィの組み合わせも、このおもちゃ箱の世界を作る重要な要素です。ハンバーガーやクッキーなどのコミカルなイラストが、キャッチコピーを囲むように配置されたり、コンテンツの合間に顔を出したりすることで、ユーザーの視線を楽しく下へと誘導します。一方で、コラボグッズやヒストリーの紹介セクションは、角を大きく丸めたカード型UIを用いて規則的に配置されており、非常に賑やかなビジュアルでありながらも情報が散らからず、見やすく整理されている点に高い構成力が光ります。スクロールするごとにキャラクターや見出しが弾むようにぽよんと現れたり、カラフルなボタンがホバーで小気味よく反応するなど、サイト全体でユーザーをワクワクさせ続けるデザイン。長年のファンに感謝を伝えつつ、PLAZAというブランドの根底にある「見つける楽しさ」を余すところなく体現した、エンタメ性とユーザビリティが高度に融合する特設サイトです。

【公式】白骨温泉

日本の伝統美を感じさせる和紙のようなオフホワイトを基調とし、テキストには深い墨色を配した、静謐で洗練された和の配色です。サイト自体の装飾色を極限まで抑えることで、白骨温泉の最大の特徴である乳白色の湯や、深い森の苔、立ち込める湯けむりといった、写真が持つ自然の色彩を美しく際立たせています。構成の最大の特徴として、美しい明朝体を用いた縦書きのタイポグラフィと、「間」を意識した広大な余白のエディトリアルデザインです。写真を規則的に並べるのではなく、テキストボックスと写真を少しずつ重ね合わせたり、あえてアシンメトリーに配置することで、上質な旅行誌をゆっくりと読み解くような、奥ゆかしく優雅な視線誘導を実現しています。タイポグラフィは少しクセを出して読みやすさは確保しつつ、味のある手書き文字のような印象を作り出しています。また、霧が晴れるように写真やテキストがじわっと静かに浮かび上がるフェードインのアニメーションで、秘湯ならではの穏やかで神聖な時間の流れを視覚的に表現しています。過度なインタラクションや装飾的なノイズを排除することで、ユーザーを自然と白骨温泉の深い歴史と自然の世界観へと没入させる、研ぎ澄まされた導線設計となっています。

ナッツの美味しさが開花する 【caica カイカ】

爽やかで抜け感のあるペールブルーを背景の基調とし、パッと目を引く色鮮やかなレッドやピンク、オレンジを用いた花のイラストを大胆に配置した、ポップで心躍るような配色設計。ブランド名であるcaica(開花)のコンセプト通り、画面全体に華やかさとポジティブなエネルギーが満ち溢れています。フラットで少しレトロな手描き風のグラフィックアートと、ナッツやチョコレートの質感・シズル感を極限まで引き出した高解像度のプロダクト写真の大胆な掛け合わせです。写真をあえて真円ではなく、いびつな円形やアーチ型でマスクすることで、有機的で温かみのある世界観を強調。また、ポップなビジュアルに対して、見出しにはエレガントなセリフ体のタイポグラフィを採用することで、ただ可愛いだけでなく、お菓子としての上質さやプレミアム感をしっかりと担保しています。スクロールに呼応するモーションは、波打つような境界線やイラストがゆっくりと現れるような、優しく遊び心のある挙動。ホバー時には、各プロダクトの丸いボタンや画像が直感的に反応するインタラクション。鮮やかな色彩とリズミカルな円形レイアウトがユーザーの視線を自然と下へ下へと誘導し、ショッピングのワクワク感を高めながら購入へと繋げる設計です。

shica shica candle

温もりを感じさせる柔らかなアイボリーを基調に、テキストには優しく空間を引き締めるチャコールグレーを配した、心安らぐナチュラルな配色設計です。サイト自体に強い色を持たせず、キャンドルの灯りや自然光を捉えた写真の色彩をそのまま活かすことで、ハンドメイドならではの温もりと穏やかな空気感を視覚的に伝えています。キャンドルや炎の揺らぎを連想させる楕円形の柔らかなシェイプと、手描きの細い点線やイラストを空間に散りばめたレイアウト。画像を規則的なグリッドに並べるのではなく、あえてアシンメトリーに配置し、たっぷりと余白を取ることで、ゆったりとした心地よい時間の流れを表現しています。見出しにはエレガントなセリフ体と本文は柔らかく親しみやすい明朝体で上品でありながらも日常にそっと寄り添う、アトリエの優しい世界観を見事に体現しています。スクロールに呼応するモーションは、写真やテキストがふんわりと優しく浮かび上がるフェードインで統一され、テキストもふわっと出現するアニメーションで、キャンドルに火が灯るような静かで落ち着いたリズムを生み出しています。柔らかな楕円と手書きの線が、キャンドルのような温もりを画面に灯す穏やかなアトリエのサイトです。

東京理科大学 創域理工学部 情報計算科学科

ロゴマークのシェイプでマスクされた写真スライドがファーストビューの顔になっています。サイト全体で角を大胆に丸めたカプセル型や、一部の角だけを落とした変形シェイプを用いた写真の切り抜きやあしらいが特徴。直線を基調とした端正なグリッドレイアウトの中に、こうした有機的で柔らかな曲線を取り入れることで、計算と社会・人間の融合という学科の理念を見事にデザイン言語として体現しています。また、随所に斜めのストライプパターンや幾何学的なグラフィックを配置することで、理系学科ならではの論理的で知的なリズムを空間に生み出しています。清潔感のあるクリーンなホワイトと淡いライトグレーを背景に、生命力と未来を感じさせる鮮やかなグリーンをメインカラーに据えた、フレッシュで知的な配色設計。「情報計算科学」というデジタルで先進的な領域を扱いながらも、冷たい無機質な印象を与えず、社会課題や人間に寄り添うような温かみとエネルギーを視覚的に伝えています。鮮やかなグリーンと有機的なシェイプが、「計算」と「社会」の融合を表現したサイトです。

クリエイティブアイランド中之島

クリーンなホワイトを基調に、大阪中之島を囲む川や水を連想させる鮮やかで澄んだブルーをメインカラーに据えた、爽やかで知的な配色です。背景に敷かれた淡いブルーのグラデーションが、水辺の心地よい空気感や透明感を視覚的に表現しています。 ファーストビューや随所にあしらわれた、クレヨンのような手書き風のラフなブルーの線画イラストが特徴的で、サイトのアクセントになっています。イベント情報のセクションでは整然としたカード型のグリッドレイアウトを採用して情報をわかりやすく整理する一方で、コンテンツを紹介するセクションでは写真を多角形にマスクし、テキストを自由なレイアウトで散りばめています。この「整頓」と「自由」のコントラストが、アートやカルチャーを発信する拠点にふさわしい遊び心とクリエイティビティを体現しています。CTAのホバー時には、アイコンやボタンが直感的に変化するといったインタラクションで、遊び心のあるビジュアルの中でも、ユーザーを迷わずイベント情報や詳細ページへと導く、ユーザビリティに優れた導線設計となっています。水辺のカルチャーと遊び心を自由に繋ぐ、ワクワクさせるアートマップ。

たまご専門 本巣ヱ(もとすえ)

和紙を思わせる温かみのあるオフホワイトと、墨のような深いブラックを組み合わせた、静謐で品格のある和モダンの配色設計。背景から過度な装飾や色彩を削ぎ落とすことで、暗背景に浮かび上がるような商品写真の美しさや、たまごの黄金色、焼き目の香ばしいトーンが圧倒的なシズル感と存在感を持って際立っています。広大な余白を贅沢に活かした中央揃えのレイアウトと、縦書きの美しい明朝体を組み合わせたエディトリアルデザインで、情報を詰め込まず、洗練された言葉一つひとつに重みを持たせることで、老舗のお品書きをゆっくりと紐解くような、優雅で奥ゆかしい視線誘導を実現しています。スクロールで発火するかいしアニメーションは、静かに浮かび上がる滑らかなフェードインで統一され、ブランドに流れる上質で穏やかな時間を視覚的に表現しています。削ぎ落とされた無彩色の空間が、暗闇に浮かぶ菓子の黄金色を最高潮に引き立てるデザインです。

嘉瀬こどもの森|佐賀市の認定こども園

手でちぎった紙のようなエッジや、水彩絵の具の滲みを感じさせる曲線を画面全体に大胆に用いている点が特徴のぬくもりあるサイト。写真をランダムに切り抜き、手書き風の可愛らしいイラストやあしらいを重ねることで、直線的なグリッド感を感じさせない、まるで手作りのスクラップブックのような、自由で伸びやかなレイアウトを実現しています。タイポグラフィにも丸みのあるフォントや手書き文字を採用し、保育園ならではの親しみやすさと愛情を視覚的に表現しています。 配色は、自然の息吹を感じさせる深いグリーンと、温もりあるベージュをメインに、土や水、太陽を思わせるアースカラーを要所に散りばめた、優しく安心感に満ちたデザイン。豊かな自然環境の中で子どもたちがのびのびと過ごす姿を捉えた写真が、このオーガニックな色彩と調和しています。じわっと浮き上がるフェードインアニメーションや柔らかく反応するホバーアクションが、子どもたちとの穏やかな時間を感じさせる、手作りの絵本のようなサイト。

Making Design Make Sense.
デザインを、感覚から理解へ。
© Design Decode. 901