GUNTE Lab.

白背景に伸びやかな余白、角丸のカードと太めの見出しが並ぶ気持ちよい導入。ヒーローでは「WE CAN MAKE ORIGINAL GLOVE」を大ぶりに掲げ、用途別の事例カードをすぐ下にスライドで連ねることで、“作れる・選べる・使える”を数秒で掴ませます。配色はロゴの黒×グレーを軸に、製品写真のカラフルさをアクセントとして活かす抑制設計。説明テキストは短文・改行多めで、プロダクトサイトにありがちな堅さを避けつつ、読み進める速度感を担保しています。中盤の「GUNTE Lab.の特長」は01–04のステップで効用を整理し、続く「ラインナップ」で“種類の多さ→具体の商品像”へと自然に橋渡し。商品カードは写真比率が大きく、キャプションを最小限に抑えたことで、色・素材・サイズ感の違いが直感で比較できます。事例→特徴→商品→発注の順で迷いを削ぎ落とし、BtoBとグッズ制作の“楽しさ”を同居させた編集が秀逸です。

My Room Walker

深い余白と強気なタイポに、「EXCITE WITH YOUR TALENT」の直球コピーが鳴り響くファーストビュー。白を基調にしつつ、ロゴや見出しの差し色がリズミカルに効き、YouTube発のスピード感とポジティブな熱量を視覚化しています。導入文は“クリエイター目線で魅力を最大化する”という約束を簡潔に打ち出し、はじめの数秒で提供価値を掴ませる構成です。中盤は「私たちの強み」「サービス」「制作実績」を一連の物語として束ね、経験と成功事例→トレンド感度→伴走サポートへと論点が階段状に深まる編集。カード型の実績はテキストとサムネイルの比率が適切で、動画への遷移も迷わない。終盤の問い合わせは入力項目を最小限に絞ったフォームと、明快なCTAで“まずは相談”の一歩を軽くする設計。送信後の案内も過不足なく期待値を整え、閲覧の熱量を離脱させずにコンタクトへ滑らかに接続します。全体として、余白・色・動きのコントラストを少ない手数で揃え、コンサルと制作の両輪を“説得力のある物語”に落とし込んだサイトです。

藤原印刷

白を基調に余白を大胆に使い、紙面の版面設計を思わせるレイアウトで“本づくりの会社”らしさを静かに立ち上げる。温度のあるタイポグラフィを大きく据え、写真やコピーとの呼吸を丁寧に合わせることで、各セクションの存在感と世界観を一貫して提示。ページ冒頭からの穏やかなモーションは目線を自然に導き、読み進めるほど情報の濃淡が心地よく伝わる。事例やサービスの章は一度トーンを締め、工程や価値を地に足ついた言葉で“読ませる”構成に。全体は白×黒に柔らかなアクセントカラーをにじませ、抑制の効いたホバーや固定背景で静と動のバランスを保つ。終盤にはWebに“奥付”を持ち込むユニークな仕掛けも配し、理念「つくるよろこびをつくる」を体験として結実させている。

SAAB|デニムに挑戦する。

サイト全体に走るデニムのステッチ、インディゴ基調の配色、布地の粒感まで織り込んだ質感設計で、“デニムらしさ”を余すことなく投影。10を超えるセクションは、見出しのリズムや余白設計、ブロックごとの役割分担でメリハリが明快で、スクロールがもたつかない。動きは過剰にせず、統一感ある開始アニメーションと丁寧なホバー/スクロール効果で体感価値を担保。写真・動画の見せ方もスライダー、コラージュ、全画面など多様に切り替え、製品の手触りから現場の空気感まで立体的に伝える。さらに、ボタンの反応やカーソル追従、要素のわずかな変化といった細部の“手応え”が控えめに効き、統一トーンの中で使い心地を底上げ。世界観の徹底と情報整理の巧みさが高解像度で共存する、見応えのあるコーポレートサイト。

HOLON

シンプルだが大胆な余白で魅せるテック系の構成。丸みのあるフォントをダイナミックに配し、各セクションの存在感とサイト全体の世界観を明快に刻む。開始アニメーションは最後まで抜かりなく多様に展開し、ユーザーの視線をつぎつぎと誘導。中盤のサービスでは一度グッと“読ませる”トーンに切り替え、密度のある情報設計とテイストが完全にマッチしたイラストで訴求力を高める。全体は白を基調に、黒とオレンジをゆるやかに混ぜ、ちらつくアクセントが品よく効いてクオリティを底上げ。余白・タイポ・モーションの三位一体で、静と動のバランスを高精度に保った、軽快かつ信頼感ある体験。

五右衛門|新しい不動産のカタチ

ポップなカラーと丸みのあるフォント、ちょこちょこ動く可愛いアニメーションで、ファーストビューから“不動産らしさ”の硬さを外し、楽しさとワクワクを一気に立ち上げる。企業ロゴのフォント世界観を受けたシェイプが要所に散りばめられ、見出しやボタン、背景モチーフまで統一感高く設計。無限ループや背景固定など動き自体はミニマルだが、独特の要素配置と丁寧なホバーの効きで視界に十分なリズムが生まれる。クロージングでは吹き出しがセクション背景に展開し、情報と遊び心が重なるユーモラスな演出で余韻を創出。全体を通して“手数は多いがうるさくない”バランス感覚と、細部まで仕込み切る制作姿勢が伝わる。ブランドの人格を感じさせるトーン&マナーが一貫して体験を牽引するサイト。

日暮里ゼミナール|ラジオ番組

インパクトの強い見出しが画面いっぱいに走り、最初から最後まで“読ませて引っ張る”ダイナミックな設計。スクロールのたびにテンポが切り替わり、思わず先へ進みたくなります。画面上をふわふわ漂い、カーソルに反応する小さなイラストも愛らしく、細部まで手が行き届いているのが伝わります。情報は“読むもの/眺めるもの”がきちんと分けられ、置き場所や余白の取り方が迷いをつくらない。とりわけハイライトのセクションでは、ホバーで写真が飛び出す仕掛けが気持ちよく、楽しさが素直に立ち上がります。各セクションごとに表情の違うアニメーションが用意され、世界観の厚みと遊び心が最後まで続く。ユーモアとわくわく感をまっすぐ届けながら、操作のしやすさも損なわない——“見る・触れる・進む”が一直線につながる、楽しさと体験を両立させたデザインです。

UNIEL

深い余白と質感ある写真に、キャッチーな線画GIFが重なるユニークなファーストビュー。ロゴ由来の色の組み合わせを軸にトーンが揃い、スクロールに合わせた動きまで同じ考え方でまとめられています。見出しや画像の強弱がはっきりしているので、全体にまったり・ゆったりとしたテンポでも読みやすさは落ちません。各セクションのレイアウトはミニマルですが、サービス紹介の図は要素の整理が行き届いており、ホバー時の細かな反応が理解を後押しして、自然と先へ進みたくなります。なかでもフッターまで続くイラストが象徴的で、粒っぽい質感と鉛筆のような線、やわらかな丸みが一体となって、サイト全体の雰囲気を最後まで引っぱります。余白や動き、イラストの重ね方がちょうどよく噛み合い、読み心地と使いやすさが一筆書きでつながる“気持ちいい”デザインです。

plantica(プランティカ)

白を主軸に鮮やかな花の写真の色彩を強く響かせる構成。見出しの太めサンセリフとジャンプ率の大きい文章、考え込まれた多めの余白でスタイリッシュさを感じさせます。スクロールに合わせてセクション毎に異なるエフェクトがユーザーに体験させる機会を多く提供。ホバーアクションはさりげなく、ほのかに変化させるだけの “静かな反応” に徹し、あくまで主役は花。特にトップページ中盤のPATTERNSでは左に大きくイメージを固定させ、ホバーで切り替わるアニメーションにもこだわりが感じられリッチな印象。大きく全体の移動はスムーススクロールとパララックスが拍子を刻み、端正なグリッド、ボタニカル写真の奥行きが活きています。写真×タイポグラフィ×モーションで花をメインに据えながら煩雑な印象を与えることなくすっきり清新に体験させる設計。

RYDEN

白地に澄んだブルーとグリーンを効かせたミニマルな配色に、ダイナミックなタイポグラフィが重なるファーストビューで、“Branding × Design”の姿勢が一気に立ち上がります。スクロールに寄り添うテキストエフェクトやパララックスがページの拍子を刻み、読み進めるほど思考の奥行きが積み上がっていく設計も秀逸。単調になりがちなワークスのカード表示も、ローディングやフルスクリーンメニューを含む細やかなモーションで立体感が生まれ、視線が自然に滑る感覚です。会社情報・メンバー・プロジェクトが無駄なく接続され、戦略とクリエイティブを横断するストーリーを通読できる骨格。写真×タイポグラフィ×モーションが三位一体で連なり、トップからフッターまで一筆書きのように駆け抜ける体験。ブランディングファームとしての「長期に強いブランドをつくる」思想を、視覚と操作の両面で味わえるサイトです。

Making Design Make Sense.
デザインを、感覚から理解へ。
© Design Decode. 901