terasu歯科

白とグレーを基調とした清潔感ある配色に、明朝体の凛とした美しさが映えるファーストビューで、“Light up the future of your teeth”というコンセプトが誠実な佇まいとともにまっすぐ伝わります。スクロールに合わせてゆっくりとフェードインする写真やテキストは、診断から治療へと進む丁寧なプロセスを想起させ、読み進めるほどに医院への信頼が積み上がっていく設計も秀逸。情報量が多くなりがちな診療メニューも、ゆとりあるカード配置と角の取れたあしらいで圧迫感が消え、視線が迷わず目的へと吸い込まれる感覚です。コンセプト・診療方針・Q&Aが無駄なく接続され、患者の不安を解消しながら「未来の健康」へと視座を引き上げるストーリーを通読できる骨格。空間×言葉×デザインが有機的に連なり、トップからフッターまで一筆書きのように導かれる体験。「患者さんの道を照らす」という医院の哲学を、視覚と情報の両面で深く味わえるサイトです。
NIPPONIA KOMATSU

ファーストビューは、白地に浮かぶ「ふと、コマド。」の文字と、ゆったりと切り替わる縦構図の情景で、“日常の延長にある非日常”を静かに立ち上げています。スクロールに合わせてテキストや写真が余白たっぷりに配置され、まるで小窓から覗いた景色がひとつずつ視界に飛び込んでくるような、心地よいリズムを生み出しています。LOCATIONでは「遥かなる、ものづくりの記憶。」というコピーと共に、歴史ある小松の空気をまとう写真がフェードイン。ROOMやCAFEのセクションでは、古い梁や現代的なインテリアのディテールを大きく見せつつ、ミニマルな線画アイコンや控えめなアニメーションを添えることで、古民家の重厚さを感じさせながらもモダンで軽やかな印象に着地させています。全体を通して、情報の詰め込みよりも“間”の取り方を重視し、手仕事のぬくもりと洗練されたホスピタリティが同居する「Komado」の空気感を、しっとりと醸成するデザインです。
YOMIURI RECRUITMENT

ファーストビューは白を基調とした静謐な空間に、「変わらないもの。超えていくもの。」という力強いコピーが座り、報道機関としての揺るぎない使命と変革への意思を端的に表明しています。華美な装飾を削ぎ落とし、言葉と写真の力強さをストレートに伝える設計は、事実を扱うジャーナリズムの誠実さを体現しているかのようです。スクロールと共に現れるのは、福利厚生や働きやすさの前に、まず「SCOOP」という実績。現場の息遣いが聞こえるような報道写真と明朝体の見出しが、この仕事の社会的意義をダイレクトに訴えかけます。そこから職種紹介、社員インタビューへと続く構成は、単なる業務内容の説明ではなく、「何のために働くか」という問いから始まり、その意志を継ぐ「人」へと着地するストーリー性を感じさせます。配色はモノトーンをベースに知性を漂わせつつ、要所のアクセントカラーや現場写真のリアリティが、静けさの中に熱い情熱を滲ませます。派手な演出で煽るのではなく、仕事の重みと誇りを真摯に伝えることで、覚悟を持って社会と向き合いたい人の心を深く、静かに揺さぶるデザインです。
Team 異所性脂肪

「異所って何だ?」という素朴な問いかけが、画面中央で弾むように現れる。メディカル領域のサイトとは思えないほど、軽やかで色彩豊かなファーストビューが印象的だ。「脂肪」や「疾患」といった重くなりかねないテーマを扱いながら、丸みを帯びたゴシック体と愛らしいキャラクターの存在が、ユーザーの警戒心をすっと解きほぐしていく。スクロールするたびに、専門的な知見がコミカルなイラストと共に現れ、まるで絵本をめくるような感覚で知識がインストールされていく。流れるテロップや視線を誘導するあしらいなど、トレンド感のあるWeb表現を取り入れつつも、情報の可読性は決して損なわれていない。「やってみた」などの実験的なコンテンツでは、研究者の遊び心が垣間見え、企業としての親しみやすさが画面越しに伝わってくるようだ。全体を通して、サイエンスへの敬意と、それを伝えるためのユーモアが絶妙なバランスで共存している。ただ情報を羅列するのではなく、知的好奇心をくすぐりながら解決策(ソリューション)へと導くストーリーテリングが見事。専門的な医療情報と生活者の距離を、デザインの力でぐっと縮めることに成功した、架け橋のようなWebサイトである。
ぺんてる

大胆なプロダクトビジュアルと鮮やかな色面が画面いっぱいに立ち上がるファーストビュー。余計な装飾を排しながらも、文具メーカーらしい“色”と“かたち”の魅力を真正面から打ち出し、創造性と信頼感を同時に印象づけます。スクロールに沿って展開する製品情報やブランドストーリーは、整ったグリッドと明快なタイポグラフィで端正に整理され、情報量が多くても視線が迷いません。写真の切り替えやセクションの出入りには控えめなモーションが添えられ、静かなリズムがページ全体を貫いています。プロダクトの質感や筆致のニュアンスを丁寧に伝えるカットの配置、用途やカテゴリごとに分解された導線など、“使う前から品質が伝わる”設計が細部まで行き届いているのも印象的。派手な演出に頼らず、色・形・余白・動きのバランスだけでブランドの歴史と誠実さを語り切る構成です。ものづくりの姿勢とユーザーへのまなざしがUIの隅々にまでにじむ、静かに強い説得力を持ったコーポレートサイトです。
目白大学入学センター

ファーストビューは余白を削ぎ落とし、画面いっぱいに広がるセンスの光るイラストと、ポップで特徴的なフォントで一気に賑やかさを立ち上げる構成。色面とタイポが層を成して重なり合い、「真面目な大学案内」という枠を軽やかに外しながらも、雑多にならず整理されたレイアウトで視線を受け止めます。スクロールに合わせて現れるカードや写真は動き自体は控えめながら、出入りのタイミングと配置の緩急によってテンポが生まれ、自然と次の情報へ視線が流れる設計。学部紹介や学生生活のセクションでは、写真とテキストの組み合わせが軽やかに切り替わり、情報量が多くても“読む負担”を感じさせません。特に特徴的なのは、案内コンテンツを“進路選びの読み物”として再編集している点です。アイコンや色分け、カード型レイアウトによって情報の入口が細かく分解され、どこから触れても理解が深まる導線設計。終盤ではオープンキャンパスや資料請求へと過度な煽りなく視線をつなぎ、意思決定のタイミングだけをそっと強調します。派手な演出で驚かせるのではなく、楽しさ・分かりやすさ・安心感を積み重ねることで、“迷わず前に進める”体験をつくり上げた、進路支援型のデザインです。
軽井沢の建築事務所 one it

極限まで要素を削ぎ落としたクリーンなライトグレーとソリッドなブラックを基調とする、極めてストイックでミニマルなページデザイン。サイト自体に一切の装飾色を持たせないことで、深い森の緑や建築空間に落ちる静かな陰影を捉えた、彩度を抑えたシネマティックな写真の美しさを、ノイズなく最大限に引き立てています。構成の最大の特徴は、広大な余白を贅沢に活かし、整然としてグリッドシステムに沿って画像やテキストを配置したエディトリアルデザインです。タイポグラフィには洗練された細身のゴシック体を採用し、文字サイズを極力小さく抑え、細い区切り線を効果的に用いることで、まるで海外の上質な建築雑誌や写真集をゆっくりと眺めているかのような、静謐でエレガントな視線誘導を実現しています。モーションは、要素がゆっくり滑らかなフェードインで、建築が持つ穏やかで上質な時間の流れを視覚的に表現しています。ホバー時のインタラクションは洗練されたミニマルな空間の美しさを一切崩すことなく、ユーザーを自然と実績や企業情報へと導く、研ぎ澄まされた導線設計となっています。
オリエンタル技研工業

静かな余白と端正なグリッドを軸に、技術職の誠実さと人の温度を同時に伝えるファーストビュー。直線的なタイポグラフィと抑制されたブルー系の配色が、企業の堅実さと信頼感を即座に印象づける一方で、スクロールに寄り添うフェードやスライドインが硬さを和らげ、自然と視線を先へ運ぶ。社員インタビューや仕事紹介のセクションは情報量を感じさせながらも、写真サイズ・余白・行間の設計が整理され、読む/見るのリズムが心地よく保たれている。要所で挿入される図解や数字の見せ方も淡々としすぎず、理解のスピードを軽やかにサポート。派手な演出には頼らず、“正確さ・安心感・実直さ”を丁寧に積み重ねるデザイン設計が一貫しており、企業姿勢そのものがUIににじむ構成です。派手さよりも「長く信頼される佇まい」を選んだトーン&マナーが、採用サイトとしての説得力を静かに、しかし確実に支えています。
sukima

手書きタッチのキャラクターや線画が、細かなアニメーションとともに画面のあちこちで動き出すトップ。動画制作会社らしい“遊びと間”が同居した世界観を、ラフな質感のイラストと統一された背景テクスチャで丁寧に編んでいます。余白はかなりゆったりめで、太さの異なるフォントと鮮やかなアクセントカラーが互いを引き立て合い、にぎやかなのにうるさくないバランスに。セクションごとにホバーやスクロールの動きが変化し、とくにCareersではページ遷移ではなくポップアップで詳細が立ち上がる仕掛けが新鮮で、求人情報を「読む」体験自体を少し特別なものにしています。全体としてモーションの手数は多く、タイポやスタンプ風装飾、ポップなボタンリアクションなど“今っぽい”表現を取り入れながらも、情報の階層が明快なおかげでストレスなく見渡せるデザインです。映像づくりの楽しさと仕事としての真剣さ、その両方を画面越しにじわっと感じさせてくれます。
東急株式会社 新卒採用サイト

ファーストビューは東急レッドと白を大きく切り替えた背景に、ダイナミックなタイポと線画イラストが踊る、勢いのある構成。イラストや背景の質感がサイト全体で統一されていて、影の落とし方やテクスチャも揃っているから、ページをスクロールしても世界観がブレず、“街と人をつなぐ企業”というテーマが一本筋で伝わります。開始時のズームやスライド、ボタンやカードのホバーアニメーションはやや激しめですが、スクロールに合わせて要素がリズミカルに現れ、軽快なテンポ感とメインの赤のポップさとよく噛み合い、就活サイトにありがちな堅さをうまく中和しています。見出しのダイナミックタイポ、ボタンのホバーでの形や色の変化、絵文字を混ぜたコピーなど、トレンドの表現もさりげなく取り入れつつ、レイアウト自体は整理されているので迷いなく読み進められる。遊び心と視認性のバランスが良く、“まじめだけど楽しい会社”という印象を高い解像度で届けるデザインです。